男女が恋に落ちてから結婚というゴールインを果たすまでには、さまざまな障害が襲い掛かってきます。転勤や引っ越しなどでやむなく遠距離恋愛になってしまうこともまた、カップルにとっては乗り越えなければいけない障害です。
でもこの物理的な距離が離れてしまうことは、簡単に乗り越えられるものではありません。実際に別れてしまうカップルもたくさんいます。
今回は、恋人との距離が離れてしまった場合でも関係を長続きさせるためのコツを紹介します。
遠距離恋愛から結婚するカップル、別れるカップル
会いたい時には気軽に会える距離にいたカップルが突然遠くにいってしまうと、会いたいなと思っても気軽に会えなくなってしまいます。
そうなっても長続きできるカップルもいれば、長続きできずに別れてしまうカップルもいる訳です。
その理由はいったい何でしょうか。
どんなカップルなら物理的に遠い距離を乗り越えて結婚できるのか、またどんなカップルは別れる傾向にあるのか、いくつか特徴があります。
結婚するカップルの特徴
お互いの距離が遠くなっても、良い関係を築くことができるカップルは少なくありません。距離が離れても関係を継続することができれば、その先には結婚というゴールラインが見えてくると思います。私の周囲にも転勤などで離れてしまったカップルは何組かいるのですが、継続できたカップルは結婚していることが多いですね。
では、継続するために心がけるべきことについて見ていきましょう。
一人の時間を大切にしている
一人の時間を大切にできる人というのは、恋人との距離が遠くなっても気持ちがブレにくいと思います。私の親友は、東京と大阪で遠距離恋愛をしていたことがありますけれど、4年ほど関係を続けた後に結婚しました。
彼女を見ていて思うことは、恋人がすぐそばにいる時から一人の時間を大切にしていたので、会いたいなと思っても我慢することができていましたし、恋人と会うことが人生の中で最優先事項にならないことが、もしかしたら恋人との距離に関係なく恋人と良い関係を続けることができるポイントだったかなという気がします。
恋人との距離が遠くなると、どうしても会えない時間が多くなりますよね。その時間を、ずっと恋人のコトばかりを考えて過ごすというのは、相手にとっては精神的な負担にもなってしまいますし、ボタンを掛け違えると「重い」なんてレッテルを貼られてしまうかもしれません。会いたくて寂しいけれど、会えない時には自分の趣味に没頭したり、友人との時間を大切にしたりするなど、時間を上手に使える人なら、恋人との関係も付かず離れずでうまく続けられるのかなと思いますよ。
将来のビジョンが共有できている
お互いに将来のビジョンをしっかり持っていて、そのビジョンが同じで揺るぎないものなら、少しぐらい相手との物理的な距離が離れても、そのカップルはそれほど簡単には別れてしまうことはありません。会えないけれど我慢しなければいけないということをお互いが同じレベルで理解していて、デートを計画してそれを楽しみにできることは、大切ですよね。
また、婚約しているわけではなくても、何年後には結婚しようねというビジョンを持っているカップルもまた、距離が遠くなっても二人の関係はとても強いと思います。私が入社したばかりの頃に、就職によって恋人と遠距離になってしまった同期がいました。彼は地元への配属を希望していたのですけれどうまくいかず、学生時代から付き合っていた彼女とやむなく遠距離になってしまったのです。
でも彼と彼女はお互いに将来のビジョンをしっかり持っていて、3年後の結婚を目指してお互いに可能な限り貯金をするということを決めていたようですし、デートは月に1回だけと決めていましたね。会えない時はとても寂しかったようですけれど、あと何年で結婚だとカウントダウンをしながら耐えていたようでした。
私は彼らの結婚式にも出席させてもらえたのですけれど、とてもすてきなカップルで、見ているだけで二人の気持ちは一つなのだなということを実感できるほどでしたね。
感謝の言葉などをまめに伝える
会いたい時にすぐ会える距離にいないからこそ、相手に感謝の気持ちを言葉で伝えることは、とても大切なことだと思います。二人で一緒にいる時には、お互いが空気のように自然な存在で、言葉にしなくても相手の気持ちが手に取るように分かるし、自分の気持ちも相手は理解してくれている、という状態は、とても心地よいものですよね。
でも物理的な距離が離れてしまうと、そうした心地よさは少なからず影響を受けると思います。それに、お互いに会えないことに対してイライラしたり寂しいと感じる機会が増えてしまい、それがささいなことで口論になってしまうこともあるのではないでしょうか。
私は一度、学生の頃に遠方に住む男性とお付き合いを始めたことがありますけれど、会えないことによって心の距離が遠くなってしまうので、付き合い方の改革が必要だなと常々感じていました。
私の親友で遠距離恋愛を実らせてゴールインした女性は、感謝の言葉をまめに相手に伝えることが、とても上手でしたね。彼女は誰に対しても感謝の気持ちを言葉で伝えることができる女性だったので、彼にだけそうしていたわけではないのですけれど、彼女のように言葉の大切さを理解している女性は、恋人との距離が遠くなってもうまく継続しやすいのだと思います。
別れたカップル、その原因は?
二人の距離が遠くなってしまうと、関係を続けることのハードルは一気に高くなると思います。もちろん、別れることなく結婚までこぎつけられるカップルもいますけど、その一方で別れるという選択をするカップルも多いですよね。距離が離れると、どんな原因で別れやすくなってしまうのか、周囲のカップルや私自身の経験をもとにして、いくつかの共通点や特徴をまとめてみました。
気持ちが離れた
離れていると、気持ちも離れやすいと思います。恋人と会えないことで、誰でも一人の時間が増えてしまいますし、それをうまく乗り越えようと趣味に没頭したり、友人との時間を楽しむなど、あの手この手で寂しさを紛らわそうと努力しますよね。
しかし、そうするうちに、自分の心の中における恋人の優先順位が少しずつ下がってしまうというか、気持ちが離れてしまう事態は起こりやすいと思います。
私自身、恋人との距離が遠くなった時には、最初の数ヵ月はなんとかデートの日を楽しみにして過ごせるのですけれど、そのうちに、お互いのスケジュールが合わなくなったり、気持ちにズレが生じて電話でのケンカが多くなってしまい、気持ちが少しずつ離れてしまいましたね。
実際に気持ちが離れたという理由で別れてしまうカップルはたくさんいます。特別これといった原因があるわけではなくても、気持ちが離れてしまうと、距離が遠いだけに修復する手段もないので、関係を続けることは難しくなると思います。
他に好きな人ができた
恋人との距離が遠くなっても、自分の日常生活はこれまで通り続くわけですし、周囲には異性もたくさんいます。そして、そうした環境は離れた所にいる恋人も同じですよね。恋人と会えない時間が多くなると、すぐそばにいる異性に、意図するわけではなくても少しずつ心が傾いてしまうことはあると思います。
私の周囲にも、距離が遠くなったことで他に好きな人ができてしまい、それが原因で別れたカップルは何組かいます。距離が近かった時にはとてもお似合いのカップルでも、距離というハードルを乗り越えられないことは多いのだと何度か実感しました。
浮気された、浮気をした
二人の距離が離れて遠距離になると、お互いに疑心暗鬼になりやすくなるのでしょうか。電話をしていても、言葉の端々に敏感に反応して、もしかしたら相手が浮気しているのではないかとうたぐったり、相手から疑われたりすることはあると思います。そして、よく調べたら相手が実際に浮気していたということも少なくないですね。
恋人との距離が離れてしまうと、どうして浮気したくなってしまうのか、私には理解しにくいのですけれど、すぐそばにいる異性が魅力的に見えてしまうことが理由なのかもしれません。また、本命の恋人がいるのに浮気に走ってしまう人の中には、浮気のつもりでもいつの間にかそちらに気持ちが映ってしまい、本命の恋人のことはどうでもよくなってしまうという人もいると思います。
私の職場でも、距離が離れてしまった恋人に浮気されて悩んでいる人が何人かいました。
「距離が遠いから浮気も仕方ない」
と大きな心で許すことができた人もいれば、
「浮気するような人とはこの先うまくやっていく自信がない」
と、別れてしまった人もいます。恋人に浮気された時の対処法は、その人によって千差万別なのかもしれません。
寂しくて絶えられない
これまでは会いたいなと思った時に気軽に会える距離にいた恋人が、気軽には会えない距離になってしまったら、寂しいという気持ちは誰でも持つものだと思います。でも、その寂しい気持ちをどのように処理するかは、その人によって違いますし、対処法によっては恋人との関係を継続する鍵になることもあれば、別れる原因になってしまうこともあると思います。
例えば、会えないことが寂しすぎて、その寂しい気持ちを恋人にぶつけてばかりいると、もしかしたら相手は自分のことを「重い」と感じるかもしれませんよね。それに、寂しい気持ちがつらすぎて、浮気に走ってしまうこともあるかもしれません。
また、つらい気持ちを他の誰かに相談しているうちに、他の異性のことが好きになってしまうこともよく耳にします。遠距離になると、お互いに会えなくて寂しいという気持ちになることはごく自然なことなのですけれど、その気持ちを持っていく方向性が間違ってしまうと、別れる原因になりやすいと思います。
将来的には結婚も!?遠距離恋愛を続けるコツ
距離が離れてしまうことは仕方がないことですよね。でも、それを嘆いてばかりいても、何も解決してはくれません。一人になってしまった時間をマイナスだと感じるのかプラスだと感じるのかは人それぞれですが、それまでの生活のリズムを何とかして続けようと躍起になるのではなく、二人の関係を根本的な部分から見直すことで、遠距離という新しい二人のライフステージを乗り切ることができるような気がします。
学生同士の恋愛だと距離が遠いとなかなか結婚まで至ることも難しいと思いますが、社会人同士の恋愛なら二人の関係をどう続けるかによって、将来的に結婚というゴールが見えてくる可能性は高いと思います。では、距離が遠くなっても関係を続けてゴールインした先輩たちに共通するうまくいくコツやポイントは何でしょうか。順に紹介させていただきます。
会えない一人の時間を謳歌(おうか)する
恋人と会えない時間に何をするかは、多くの恋人にとって大きな課題だと思います。会えないことを嘆いて、一日中恋人と電話をしていたり、そこまででは無いにしても恋人に一日に何回も電話をするのは、残念ながら二人の関係にとってはプラスにはなりませんよね。
一人の時間をできるだけ楽しく過ごすことが、自分の気持ちにプラスになりますし、恋人にも心配をかけないコツだと思います。私の周囲では、習い事を始めて資格を取ったとか、趣味の時間として編み物に没頭していた人がネット販売をしてみたところ、ビジネスとして副収入が入るようになって楽しくなったなど、一人の時間を有意義に過ごす方法を見つけています。
有意義に過ごすことができれば、会えなくて寂しいという気持ちに押しつぶされてしまうことがなくなると思いますよ。
わかりやすく愛情表現する
会いたい時に会えない相手だからこそ、これまでよりもはっきりと明確な愛情表現が必要になると思います。相手の優しさに触れた時には、心の中でうれしいと感じるだけではなく、はっきり言葉にして「ありがとう」と伝えることで、相手にもその感謝の気持ちを伝えることができます。
「言葉にしなくてもあうんの呼吸で気持ちが通じているから大丈夫!」
と考える人もいるかもしれませんが、遠距離恋愛に関しては、愛情表現や感謝の気持ちはできるだけ言葉にしたほうが、二人の関係を良い状態で続けられるコツだと思いますよ。
会う頻度を下げない
二人の距離がどのぐらい離れているかによって、どのぐらいの頻度で会えるかという点は変わりますよね。例えば、新幹線で2時間ぐらいの距離なら日帰りのデートも可能かもしれませんけれど、飛行機でなければ会えない距離となると、仕事がお休みの時を利用しなければいけませんし、場合によっては有休を使わなければいけないこともあるでしょう。
それに、もし恋人と海を隔てた距離になってしまうと、頻繁に会えないことが当然となってしまうと思います。
できるだけ二人で会う頻度は減らさない方が、恋人との関係を維持するうえではポイントなのですけれど、これは距離に応じて臨機応変に対応する必要があると思います。近距離でお付き合いをしているカップルと同じ頻度で会えないことは言うまでもありませんが、距離が遠くなるとデートの際の交通費なども多くかかってしまいますから、その辺は二人で試行錯誤しながらちょうどいいポイントを見つけることが必要かなと思います。
私の周囲で言うと、デートは毎月1回にしてお互いに行き来するという会い方をしていたカップルが多かったです。その他にも、毎月1回のデートというわけではないけれど2か月とか3ヵ月に一度、まとまったお休みを使って長めのデートをしていたカップルもいました。工夫次第では、離れた距離をうまく生かしたデートもできそうですよね!
疑わない、束縛しない
会える頻度が少なくなると、どうしても相手の気持ちをうたぐってしまう機会は増える傾向にあると思います。相手の言葉の端々に敏感に反応して、「もしかして浮気しているのではないか?」なんて考えてしまうかもしれません。
しかし、距離のあるカップルにとっては、相手を疑うのはご法度だと思います。相手を疑い始めると、そのマイナスの気持ちは必ず相手にも伝わりますし、それが精神的な負担になってしまうこともあるでしょう。
それに、疑い始めると、相手が今そこで何をしているのか気になってしまい、頻繁に電話をかけてしまうなど、束縛しているような行動に出てしまうこともあるかもしれません。
恋人との距離が遠く離れている場合には、基本的には相手をうたぐったり束縛するという行動はNGです。そういう行動が始まると、遅かれ早かれ二人は別れる結果になる気がします。
一緒にいるときは「楽しさ」「幸せ」をアピール
たまにしかデートできないからこそ、一緒にいる時には余計なことは考えずに、とにかく幸せで楽しい時間を過ごしたいものです。そして、そのハッピーな気持ちは、きちんと言葉にして相手に伝えることで、二人の関係にとってプラスの効果が期待できると思います。
また、言葉として伝えるだけではなく、一緒にいる時には喜怒哀楽の表情を普段よりも豊かに表現することを心掛けたり、ラブラブな気持ちを相手にしっかり伝えるたりすることも大切ですね。男性の中には、そういうラブラブな行動は恥ずかしいという人がいますが、公共の場での愛情表現に抵抗があるなら、二人だけの時にラブラブな気持ちをしっかり態度で示すというだけでも女性にとってはうれしいと思いますよ。
恋人は海外!国際遠距離恋愛を続けるには?
世界がグローバル化する昨今では、恋人が海外勤務になってしまったという事態が起こることは珍しくありません。私の学生時代の友人でも、イギリスへの長期出張を命じられてしまい、恋人としばらくは距離が離れてしまったという人がいますし、付き合い始めたばかりの頃に海外転勤となり、そのまま距離は遠くなっても恋愛関係を維持している友人もいます。
同じ遠距離と言っても、国内と海外とでは、いろいろな事情が異なりますしデートするにもかかる費用の桁が変わるので、頻繁に会うことも難しいですよね。恋人と海を越えた距離になってしまったら、どんなポイントを抑えることが二人の関係を良好に続けやすいのか、いくつかまとめてみました。
彼氏・彼女が暮らす国へ行く
恋人が海外で生活するようになったら、どんな暮らしをしているのか気になるものです。それに、海外ということで「自分自身にとっても未知の世界をのぞいてみたいな」なんて気もありませんか?
もしも恋人が海外にいるのなら、ぜひ時間をつくってその国に遊びに行くことをおすすめします。恋人との距離を確実に縮めることができますし、見慣れぬ土地ということでお互いにこれまで知らなかったことを発見できるかもしれません。
恋人が暮らす国へ行くことは、デメリットもあります。それは、かかる費用ですね。海外となると、往復の飛行機代だけでもそれなりの金額がかかってしまいますし、滞在中にかかる飲食代なども相手にすべておんぶにだっこでは、訪れる国によっては相手にとって相当な負担となってしまう可能性もあります。そうした点を考慮しながら、計画的に恋人のいる国に行く計画を立てることをおすすめします。
また、あなたが訪問中でも、恋人はずっと仕事をお休みできるとは限りません。もしも恋人が仕事に行かなければいけない場合でも、暇を持て余すことがないように、プランAだけでなくBやCといくつか用意しておくと良いでしょう。観光というほど大げさなものではなくても、知らない国を一人で移動することは見聞を広げるという経験にもつながりますよ。
将来どうしたいかを少しずつ話す
国内での遠距離でも、関係を続けることは簡単なことではありません。ましてや、その距離が海を越えるとなれば、お互いが将来に対するビジョンを明確に持つことが、カップルでい続けるためのコツだと思います。それに、デートの度にそれなりの費用がかかるわけですから、二人の将来について少しずつ話をする事はとても大切なことですよね。
いきなり結婚を迫るとかプロポーズをするというわけではなくても、現在置かれている二人の状況を考えながら、将来はこんな風に考えているという気持ちを相手に伝えたり、二人で将来のプランを作ったりすることで、なかなか会えないというハードルを乗り越えることができると思います。
メールや無料ビデオ通話、会う頻度は?
頻繁にデートができなくても、コミュニケーションをとる手段はたくさんあります。メールをはじめ、無料でビデオ通話ができたり、スマホのアプリなどを使えば、どこにいても好きな時に相手とコミュニケーションが取れます。
ただし、ここでも注意点があります。それは、時差です。恋人が住んでいる場所によっては、こちらが夜の時間帯は向こうが朝だったり、逆に向こうが夜だとこちらが朝、ということもあります。仕事をしていると、相手にとって都合がいい時間帯は自分が忙しかったりするので、ビデオ通話をする時でも、アポなしではなく、できるだけ前もって二人で日時を決めておくことをおすすめします。
好きな時に会話ができるという点では、LINEやFacebookなどのSNSによるコミュニケーションアプリがおすすめですね。時差があるので、メッセージを送ったらすぐに返信が返ってくるというわけではありませんが、相手は都合が良い時に返信できますし、会話のキャッチボールを楽しむという点では、とても便利なツールだと思います。
お互いに会う頻度がそれほど多くなくても、こうしたコミュニケーションツールを活用すれば、会えない寂しさを紛らわすことができますし、頻繁に会えなくてもツライという気持ちになりにくいと思います。私の友人でも、彼女が海外転勤になってしまったという人がいましたけれど、昼休みを使って彼女と電話をしていたし、近況報告としてはアプリを活用していましたよ。
大学生が遠距離恋愛を実らせるコツ
学生同士の遠距離恋愛は、収入のある社会人と比べると、会いたくても経済的に難しいという事態に陥りやすいものです。デートと言っても、交通費が何万円もかかるような場所では、アルバイト代を貯めるだけでも大変ですよね…。
私自身、学生時代に経験がありますけど、やはり大きな障害となったのは経済的な部分でした。でも、工夫次第で、そうした距離のハードルを二人で乗り越えることもできますし、実際に乗り越えて社会人になってから見事ゴールインをしているカップルもたくさんいます。距離を乗り越えて愛を実らせるコツをいくつかご紹介しますね。
記念日には会える努力をする
どのぐらいの頻度でデートできるかは、お互いの距離や経済的な部分で大きく変わると思います。でも、二人が付き合いだした日とか、お互いの誕生日などの記念日には、できるだけ他のデートを調整しても会えるように努力することが、二人の関係を長続きさせるコツだと思います。クリスマスとかお互いの誕生日などは、やはり大好きな恋人と一緒にすごしたいと思うものです。
もし会えない場合、頭の中では仕方ないと分かってはいても、やはり寂しいものですよね。記念日は毎年同じ日にやってくるものですから、前もって計画を立てて、会えるように努力することが、学生カップルにとってはとても大切なポイントだと思います。
手紙など、形あるものをやり取りする
普段は電話やSNSで会話をしているカップルでも、たまには手紙のように形を変えてみることもおすすめです。
スマホを使うと写真や動画なども簡単に送ることができますし、ビデオ通話もできるので便利ですが、相手から手紙が送られてきたりすると、やっぱりうれしいものですし、人によっては送られてきた手紙をお守りにしている子もいますよね。
たまには形を変えて、手紙とかカードなどを送るというのも、新鮮さがあるので良いと思います。特に学生だと、高価なプレゼントを贈ることは難しいので、費用が抑えられるという点でも手紙は一押しです。
ZoomやLINEなどのビデオ通話でコミュニケーションを
距離が離れているカップルにとって強い味方は、ZoomやLINEなどビデオ通話ができるアプリです。こうしたアプリは、PCやスマホから、いつでもどこでも、相手の顔を見てコミュニケーションが取れるという点では素晴らしいツールですね。
ただし、ビデオ通話は自分にとって都合が良いと思える時でも、相手にとっては忙しくて手が離せなかったり、移動中などで話せないということもあります。だから、できるだけアポなしは避けることをおすすめします。サプライズで連絡しても、相手が話せなければ出てもらうことができませんし、出てくれたとしても「後でかけなおす」と切られてしまいます。
人によっては、それが疑心暗鬼の原因になってしまうこともあるので、要らぬ誤解やトラブルを作らないためには、ビデオ通話は二人で前もって時間を決めておくのがマナーですね。
忙しいときもあいさつLINEは欠かさない
LINEは、自分の都合が良い時にサッと送ることができるので、とても便利ですよね。しかも、相手が読めば既読になるので、読んでくれたのかという部分まで把握できます。お互いに忙しいカップルなども、LINEであればLINEで「おはよう」とか「おやすみ」ぐらいのあいさつスタンプなら簡単に送れますよね。
それに、スタンプなら返信を期待するわけではないので、相手から「重い」と思われてしまうリスクも少ないと思います。
なかなか会えないカップルでも、こうした日常的なコミュニケーションを続けることで、相手との心の距離を感じなくて済みます。あいさつLINEだけでも、相手と心がつながっているなと感じられるので、距離が離れているカップルはぜひ活用することをおすすめします。
お互いに将来やりたいことを共有する
誰でも、将来にはこんなことをしてみたいなという夢とか希望、計画がありますよね。壮大な夢でなくても、小さなささやかな夢とか希望でもいいので、そうした将来に向けたビジョンをお互いに共有してみてください。
そうすることによって、二人で将来という目標に向かって同じペースで歩くことができますし、卒業した後どのぐらいで結婚するのがベストなのかという点についても、少しずつ見えてくると思います。
多忙な会社員が結婚までこぎつけるには?
社会人になると、学生ほど時間的にフレキシブルではなくなりますよね。拘束時間も長くなりますし、夏休みと言っても長期にお休みが取れないので、会える時間も限られてしまいます。そんな会社員が結婚までこぎつけるには、ポイントを抑えた恋人との関係が大切だと思います。
相手のために無理や我慢をしすぎない
社会人に限らず、相手のために無理や我慢をし過ぎるのは、二人の関係にとってはプラスになりません。言葉は悪いですが、相手の都合に振り回されてしまうのは、二人にとってはプラスになりませんし、いつか反動が来てしまうものです。恋愛関係は二人がお互いに調整しながら築くものなのです。
「ここに行きたい」など、自分の本音もしっかり伝える
恋人との関係は、親子関係ではありません。デートで行きたい場所がある時などは、ぜひ自分から提案してみると良いと思います。二人で意見を出し合えば、常に新鮮な気持ちでデートができますし、二人の心の距離も縮まりそうですよね。
遠距離恋愛、こんなときどうする?
恋人との距離が遠いと誰でも時にはどうしていいか分からない心のモヤモヤにぶち当たるものです。そんな時には、どんな風に対処するのがいいか、ご存じですか。
モヤモヤの解消法を少し紹介します。
とにかく寂しい!遠距離恋愛が絶えられないとき
とにかく寂しいという気持ちは、会いたい時に会える距離に恋人がいない人にとって、誰もが一度や二度は経験するジレンマですよね。
寂しすぎる気持ちを解消するためには、一人の時間を有意義に過ごすことが必要不可欠です。家の中にこもっていると寂しさが増すので、友人との時間を大切にするとか、習い事をするなど、工夫してできるだけ外出することを心掛けてみてください。
浮気されてるかどうしても不安なとき
恋人の浮気を疑い始めると、きりがありません。特に会いたい時に会えない相手にいろいろ詮索しても、二人の関係はい方向には進みにくいものです。それでもどうしても不安で仕方ないという時には、相手をなじったり詮索するのではなく、相手の言動の違いから、浮気の有無を予測するという方法がおすすめです。
具体的には、明らかに家にいる時間帯にLINEを出してもスグに返信が来ないとか、電話をしてもすぐに出てくれないなどのサインがあります。また、会えなかった休日に何をしていたかを聞くと、意味不明に怒り出すというのも、怪しいサインかもしれませんね。
まとめ
恋人との長い恋愛関係の中では、会いたい時にすぐに会えない距離で付き合い続けなければいけないことが怒るかもしれません。寂しいとかツライという気持ちは誰でも持つものですが、その壁を二人で乗り越えるためには、いろいろな工夫や対策をとることをおすすめします。
お互いにちょうど良い距離感をもち、一人の時間を充実させることで、相手にも自分にも負担をかけずに遠距離恋愛を乗り越えましょう!